2022/03/24更新
余ったアベノマスクの保管料が6億円、焼却するにも6千万円!
昨年秋ごろの新聞記事に、「布マスク8300万枚余る」という大きな見出し。もう目が釘付け!
余っただけならまだしも、なんと保管費に6億円!・・・衝撃。
そんな大金があれば、どんなに「今」苦しんでる人がどれだけ助かるかと思うと心が痛い。
学生で生理ナプキンに困っている「生理の貧困」という言葉が出てくる世の中なのに、保管費だけで6億円って!!
記事によると、政府が介護施設や妊婦さん向けに調達したのが約1億5700万枚。
世帯向けに約1億3000万枚。
それぞれ約7900万枚と約400万枚合計約8300万枚(全体の28.7%)が不在やその他理由で未配布で保管されているそう。
その倉庫の保管費が2021年3月時点で6億円。
布マスクの単価は140円、在庫だけで115億円
布マスクって一枚単価およそ140円っていうから、在庫分だけで115億円相当もあるし、保管費と合わせると・・・121億・・・・
うっへー!!
厚生労働省曰く、「マスク不足のひっ迫した状況が緩和されて要望のあった施設に配布する方式に切り替えたため、余って保管が必要になった。
と言ってるようだけど、各省庁でっかい建物に置く場所なんていくらでもあるだろーに。
当時、確かに布マスクを各家庭や施設に無料配布されて、外出するためのマスクも手に入らない人には助かったとおもうので、そのためにかかった、マスク代+配送料等の数十億円は仕方ないなとは思いますが・・・
ですが、しかーし!
余ったマスク配布に10億円?!焼却するなら6千万円
2022年2月3日の新聞記事見てまたもやるせない試算が出てました。
去年からずっと余って保管していたアベノマスクを自治体・個人・団体からの希望者に無料配布するにあたり、送料が10億円!!
焼却すると6千万円。
政府は不織布マスク推奨じゃなかったっけ?
オミクロン対策で不織布マスクを推奨する政府の方針と、布製マスク配布は整合しないのでは?
という記者からの質問に、松野官房長官は「不織布のマスクの下に着用し、肌への負担を減らすといったことも考えられる」と語ったと出ていました。
うーむ。
不織布は寒い朝とかに、駅まで歩くなどすると呼気の湿気で不織布が濡れるから、そうゆうの吸ってくれるのにはいいかもだけどね。
銀行の窓口のティッシュみたいに、勝手に持って行ってくれる方法とかないんですかね。
夕刊の投稿欄に十代の子がいい提案をしてました。
各市町村の役所などに置いて、ご自由にどうぞ的にしたその横に、募金箱を置き、災害で困っているところへ寄付をすると。
ナイスアイディア!!
届け政府へ!このアイディア
焼却でもなく他の案でもなく無料配布10億円に決まっていた
びっくりしている間に厚生労働省の募集は終わり、無料配布することになってたようですね。
当の安部さんは超のん気に「もっと早く募集をやればよかった」とか言ってたそうな。オイオイ
さらにさらに2022年3月18日のニュースによると、保管してたマスクの53万枚がどっか無くなったって!
私は日本の政府に少し恐怖すら感じましたね。
そういえば、うちに届いた二人分の4枚って、使わないままどこいっちゃったけど、いいガーゼだろから見つけたらリフォームして何かに使おっと。