デリバリー業界の売上は右肩上がりのはずが違うの?
想像通りフードデリバリーは、国内市場規模がコロナから倍増しているそうです。
2016年 3770億円
2017年 3857億円
2018年 4048億円
2019年 4183億円
2020年 6264億円
2021年 7975億円
右肩上がりとはまさにこのことです。
しかし、朝いつも見ている堀潤さんのモーニングフラックで、このフードデリバリーが赤字経営であるとの話だったのです。
売上倍増でも赤字経営?
すでにフードパンダという海外のデリバリー会社は、日本から撤退してしまっているとか。
2020年9月にサービス開始したばかりなのに、2022年1月31日で終了。
見切り短ッ!!
売れているはずなのにどうして?
番組では出前館を例に数字をだしていましたが、去年の8月期で売上約80億円に対して、費用が約100億円あり、約20億円の赤字とのこと。
この費用って??
内訳は、売上原価約43億円、人件費26億円、広告宣伝費35億円、販売費他2億円。
売上原価とは配達員への委託料で、人件費は自社で抱えているアルバイト。
両方合わせて70億円!
その上、ヒカキン起用して大々的な広告バンバンだしてたから、どうやったら送料無料とかお得すぎるクーポンで利益でるのかな?とおもってましたが、やっぱり赤字か。
回収の見込みあってのことじゃなかったのか。
今までのマンパワーからテクノロジーへ
さらに番組では、レストランメニューの配達ではないですが、日用品や食料品を倉庫に集約して、注文が入るとそこへ配達員さんが取りに行き、用意された商品をお客さんに配達するというUberの新しいサービスを紹介していました。
その名もUber eats Market
これは以前かっちりマンデーでも紹介していましたが、朝の7時~深夜0時まで営業していて、スナックのお店のおつまみが足りなくなった時のチョイ買い足しだったり、野菜とかシャンプーとか、夜中に仕事から帰ってきた人が買ったりと、かなりの需要があるようでした。
なんと1100品目以上あって、古本屋の本棚みたいな室内に、効率よさげに陳列してあって、スタッフが商品を注文に合わせてカゴに集めるスタイル。(ここはマンパワー)
最低注文料金や個数がないので、1商品からでも注文できるってのも画期的!
シンプルな配送ルートで、配送効率がアップするそうな。
配達ロボットが街中を走り回るのが日常になるかも
イギリスなどでは、すでに自走のロボットがお家まで配達するというサービスが定着しつつあるようで、子どもがロボットにバナナをお駄賃にあげちゃうくらいらしい。
日本でも自走ロボットの実証実験は数社でやっているようで、番組でもZMP社というベンチャー企業が開発したDeliroという自走の配達ロボットを紹介していました。
目がきょろきょろしてかわいい。
角の丸いボックスフォルムで、機関車みたい。
配達地域の3D地図を認識して、最大6㎞のスピードで自動走行するとか。
360度認識する3Dセンサーで、信号待ちとかもOK。
最大50㎏まで積載できるので、お米とかペットボトルとか重いものを運んでくれるようですよ。
まだ実験段階ですけど、法律とかクリアして実用化したらおもしろいですね。
セブンイレブン・ジャパンでも『Rice』という自走ロボットの実証実験の記事をみたことありますが、セブンイレブンの商品を、隣だかのビルの指定した階のofficeまで、エレベーターにも乗って配達してくれるそうです。
対応しているエレベーターっていうのが必要らしいですが、いつかは普通になるんでしょうね。
ちなみに、配達された商品はどう受け取るかというと、目的地に着くと、注文した人にスマホに到着メッセージと解除コードが送信されるとのことです。
配達がロボットデリバリーに代わる日も
今朝の新聞にコロナの自宅療養者への食料品配布が1週間遅れているなど、保健所のひっ迫や人手不足問題を伝えていましたが、デリバリーサービスの技術確立と法整備を早急に進めてくれたら助かる人が大勢いるでしょう。
人の仕事をロボットに取られるのではなく、人の暮らしをAI技術によってより豊かにするものだからどんどん進化してほしいなと思いました。
今や街の風景となっているデリバリーシーン
飲食店のメニューを配達してくれる、ウーバーイーツとか出前館の配達シーンも今ではすっかり日常な姿です。
私も、キャンペーンであまりにお得な価格だったので、「これならお店と同じくらいの価格で食べられるじゃん!」と注文。
あまりの手軽さに、続けて数日後にも利用。スマホでピッ!だから。
外出の帰り途中でスマホから注文し、30分後家に着くころ出前館も到着。
便利だわ~
ではでは