昨年1月ごろ、突然首のあたりから始まった激しいかゆみ。
そのうち治るだろうとポリポリと掻いていたら、かゆみは増すばかり。
常にかゆいかというとそうでもなく、ふとかゆみに手がいき掻きだすと猛烈かゆくなるという。
これがまた掻くと「あぁ~そこそこ」と幸福感につつまれるようなドンピシャにかゆみの中心があって、掻いたらとまらない。
壁とか柱にこすりつけて熊みたいに背中掻きたい~~
1か月くらいして首の症状は治まりはじめたはいいものの、こんどは肩や背中など移動しだす始末。なぜか左右対称。
脇の下の後ろ・ひじ・足のスネ・肩甲骨付近・おへその周りetc・・・
掻くとかゆみが強くなるので、ウナとか虫刺されのスースーでかゆみをとりあえず収めごまかしていたところ、「これ塗って見たら?」と友人がくれたのがヒルドイド。
あ、これって、いっとき保湿力の高さに、皮膚科に美容目的で処方してもらう人が増えてしまったというアレ?
成分表にあるヘパリン類似物質は、医療用医薬品の皮膚保湿剤で保湿だけでなく打撲のアザやアトピー性皮膚炎、血行促進などの治療に処方されるものだそう。
保湿してくれて、血行もよくなるのか。なんか肌によさそう。
このヒルドイドを処方してもらいたい美容目的の人がたくさんいたために、国の医療費の0.4%相当までになったと言われたこともあったそうな。
目的外の医療費が使われていることと、それだけの需要があるならヒルドイドを商品化すればいいんじゃん!!
ということで、製造しているマルホ株式会社という皮膚科学を研究する製薬会社と、化粧品大手のコーセーがタッグを組んで基礎化粧品の会社をつくったらしいです。
コーセーマルホファーマー株式会社
そのまんまだね。
商品化されたカルテHDは、あたりまえだけど医薬品ほどヘパリン類似物質の含有量はないらしいですが、ためしてみることに。
ネットで自宅周辺で販売しているお店が一覧になっていました。どこでもあるわけじゃないのね。
ヘパリン含有の商品なら他にもたくさんあるようなので、この会社の商品にこだわることはないけど、一応ヒルドイドを作った会社が手掛けているので信頼感があるってことで。
取り扱っているという薬局にはお試しサイズの化粧水と乳液だけがあったので、1本ずつ購入。
商品名がヒルドイドからカルテHDに途中で変えたようです。
なぜ変わったのかわかったかというと、商品名の上に貼られていたシール剥がしたら『ヒルドイド』って書いてあったから。なぜ変えたのだろう。ヒルドイドのほうが知名度高いのに。
着け心地はというと、トロっとした化粧水と白い乳液は、塗った後サラっと感はすくないけど、保湿されている感はしっかりありました。
顔は翌日顔を洗う時、すこしぬるっとした感触はあったものの不快感はまったくなくしっとりです。
2週間用とか書いてあったような気がしましたが、結局1か月以上使いづつけることができ、肌の調子はとってもいいです。いや、すごくいいです。
これはもう普通サイズを買おうかなとおもっていたころ、収まっていたかゆみがまた酷くなり、とうとう観念していった皮膚科ではとにかく保湿しろと言われました。
そこで今回買ったのは全身潤してくれるオールインワン。化粧水と乳液別々につけるのがもともとめんどくさかったし丁度いい!
『カルテHD モイスチュア インストール』(高保湿オールインワンジェル)
3000円くらいしたけれど、おそらく私のことだから数か月は使えるので経済的です。
ニオイもなくつけた肌もしっとり。
髪の毛にも今夜つけてみよっと。