味付けは1種類。超簡単なのにお店の味【ローストチキン】

地元にあったお肉屋さんのからあげが大好きで、子供のころから働いてからもしょっちゅうそこのからあげを買っていました。

クリスマスにはそこで売られる骨付きもも肉のローストチキンがうますぎて、地域の再開発で店が閉店すると聞いた時姉はお肉屋に飛んでいき「これからクリスマスにどうしたらいいの」と店前で膝が折れるように嘆いたそうな。

そしたら教えてくれたんです、店のその作り方を。

姉のものまね交えた話しによると、お店のおばちゃんは嘆く姉に小声で「あれね、簡単なのよぅ 教えてあげる」といって、おばちゃんから聞いたレシピはほんとに簡単すぎて、そりゃ小声になるわ。

その秘伝のローストチキンレシピを私も聞いて以来、我が家では毎年作り続けており、毎度食べるたびに「あぁ~うめぇ」とうなる。

今年ももれなく唸ったのでした。

その小声で教えてくれたレシピをご紹介しましょう。

おばちゃんからは、下記の材料と醤油に30分だけ漬けてから焼くとしか聞いてないですが、そのヒントを頼りに作り続けた私なりの作り方でご紹介します。

《材料》
鶏の骨付きモモ肉
醤油
これだけ~~まぢ??と思うでしょ?これがミラクルなうまさになるから不思議。
《作り方》
1、フォークで皮目も身も両面グサグサ刺しまくる。
リアルな手ごたえに罪悪感さえ・・・
2、穴が全体に開けられたら、ビニールにお肉を入れてお醤油を適当に入れる。
モミモミして、お醤油がまんべんなく行きわたるようにしたらビニールの空気できるだけ抜いて口を結びます。そうすることで早くお肉に醤油味が浸透するので。
そしてたまにひっくりかえして醤油をまんべんなく行きわたらせる。
3、30分経ったら、オーブンに入れて250℃あたりで焼く。
4、まず15分皮目を上にして焼く。
5、ひっくり返してもう15分焼いて出来上がり。
もうこれだけで、ジューシーで中までしっかりと味が入ったローストチキンです。
醤油だけなのに、鶏汁と絡まった絶妙な塩味。
こんなおいしいならしょっちゅう作ればいいじゃん、と思うけど、一年に一度だけってのがまたいいんですよ。
オーブンが無くても、焼く方法はいろいろありそうですので、ぜひお試しいただきたい一品です。
それではまた