都内の紅葉スポットと楠公レストハウスで「江戸エコ行楽重」

紅葉深まるちょっと前に、足の悪い母に付き添い都内で紅葉狩りをするバスツアーに参加してきました。11月末だったのでまだちょっと早かった。

まずは小石川庭園から。

東京大学大学院理学系研究科付属植物園という長い名前があり、都内とは思えない(文京区白山)大木に覆われた広い庭園です。

もともとは江戸幕府によって開園された『小石川御薬園』とのことで、人口増加の江戸の人たち用の薬を育ててたとか。あかひげ先生の診療所もここにあったそう。実在の人だったのね。

遺伝子の法則で有名な『メンデルのブドウ』ホンモノも植わっています。一度は本家本元のブドウが枯れてしまったときがあり「どうやら日本に兄弟がいるみたいだ!」ということで問合せがあり無事分枝して里帰りしたそうです。

他にも万有引力のニュートンの生家のりんごの木とか、地味ながらいろいろ有名なモノが植わっているようです。

小石川庭園

神田明神を参拝し、皇居の方へ。

皇居外苑にある『楠公レストハウス』で団体用の「江戸エコ行楽重」というのをいただきました。

遠くに二重橋と、楠木正成公の銅像が見える場所で、多くの外国人観光客が皇居周辺を観光しているのが見える好立地。少々お高いけど、観光のひとつと思えばここもオススメです。

楠公レストハウス 楠公レストハウス

『参の重』¥1,980(税込)。

江戸時代の人が食べていたであろう行楽弁当を再現したものみたいですね。

説明書きには

『豆腐百珍』で有名な五色の田楽や江戸の天ぷら、カステラたまごなど、江戸時代にお花見やお祝いなどのはれの席で、食べたと言われるお重料理を、お一人様用にまとめました。素材の旨味を最大限生かした、上品な味をご堪能下さい。

ものたりないかなぁと、おもいきやしっかりおいしくお腹いっぱいになりました。

この時使った菊の紋が入ったお箸はお持ち帰りしていいそうです。

楠公レストハウス

母はここでマンションのお隣さんへ皇居ゆかりのお土産を購入。

うとうとしたくなりながらも、乗ってすぐに浜離宮恩賜庭園到着。

紅葉を楽しめる木はまだありませんでしたが、ぽかぽかの青空の下でベンチでのんびり。

都会の喧騒と隣り合わせなのに別世界。

たまに訪れたくなる場所ですが、それにしても新橋方面に巨大なビル増えたなぁ

シニア向けの都内の紅葉を見るバスツアーは軽めのスケジュールで終了。高速乗ったら30分で集合場所だった国立へついてしまいまいた。

軽めとはいえ、母なんかの年代の方々にはけっこうな疲労だったようです。

でもこのコース電車でも回れそうなのでいいかも。