知人が宝塚歌劇団に入団し、もうかれこれ10年以上経つでしょうか。
できるかぎり東京劇場に来た時は観劇に行きます。
前回以上にコロナ対策を劇場が気を使っていて、さらに宝塚ファンの暗黙マナーがすごくて、休憩時間も私語はしちゃいけないのでLINEでつれと会話したり。
宝塚には暗黙マナーがコロナとは関係なくてもすごくて、拍手するところとか、お芝居が終わったらカーテンコールとか無しであっさりみな席を立って帰るとか、きもちいほど統制がとれています。
その知人が入団初期の頃「お茶会」というのを初めてやるので、「ぜひいらしてください」との連絡がきて、
なに?なに?お茶会?それはファンクラブの集いのこと?なに~気になる気になる
お祝いの気持ち10%と興味本位90%で参加してみました。
貸し切ったcafeで登場した知人はキラキラに輝いてみえて、別次元の人だと心から思いましたね。
あんなにちっちゃかったのに・・・母の気持ち・・・
その会では、ファンの方々からの質問に答えたり、仲のいい宝塚の団員さんの話しだったり、上品きわまりない空間。
(あたしここにいて大丈夫?)
そしていつのころからか、ファンがしっかりついてチケットをとりまとめてくれるようになっていたり。
宝塚についてまったく知識がなく、どうゆう組織図で舞台が構成されているのかわかりませんが、昔は後ろの方にいてその他大勢だったのが、どんどん前へポジショニングされて、セリフなんてあるととっても嬉しくなったりしてましたが、そもそもあの羽つけて踊ったり、その羽の人の相手役になるのは初期の段階で決まってしまうのか?
まぁよくわかりませんが、私はトップスターよりその知人をずっと目でおうわけです。
今回は夫の超高倍率の双眼鏡を借りたので、表情一つ一つがよく見える!
のぞいたレンズ越しには、やっぱりかわらず宝塚メイクととびきりの笑顔で舞台を右に左に軽やかにそして全力で踊る姿がみれたのでした。
半端ない場面転換の多さと速さ、それに全員が一糸乱れず踊りこなすというのも圧巻。
たまにテレビでみるレッスン風景とか、学校への入学前の熾烈な戦いなどみると、ほんとにスゴイ世界だとおもっていますが、10年以上全力でやっている姿に職人魂を感じました。
プロってこうゆうことなんだ。