みをつくし料理帖に影響されまくる
時代小説の『みをつくし料理帖』(高田郁著)に今ドハマりしています。もう先が気になって気になって、隙間時間あれば読んでいる状態。
読みえ終えるのも寂しいし、でも澪(主人公)の行く末が気になる・・・
この小説の時代設定は江戸時代。この時代にあった食材で次々創作される主人公の庶民的でありながら贅を尽くした料理を食べ慣れている人の口も魅了する料理が毎回出てきます。
自分でも作ってみたいなと思わせるくらい、簡単そうでおいしそうな料理もあるので、各巻の巻末にあるレシピ集を見て真似してみたりもしました。
ホットクックで出汁引きをトライ
料理の基本は出汁ということも書いてあり、どうも私は自分がつくるお味噌汁がイマイチなので、それはやっぱり出汁をちゃんと引いてないからかと。
ヘルシオホットクックを買った時についてくるレシピ冊子に、「だし」レシピがあってそれで作ってみることに。
昆布とかつおぶしで引く出汁
だし昆布 10g
水 1ℓ
かつおぶし 20g
こんぶを取り出し、かつおぶしIN
こんぶを取り出して一旦温度を上げるのか、かつおぶしはまだ入れません。
「できあがりました♪」ピロロロン~と鳴ったので、ここでかつおぶしを入れます。
そして沈むまで待つそうな。
10分やそこらでは全部沈みませんでした。
そして大き目の鍋にザル置いてペーパーガーゼを敷き、出来立てホヤホヤの出汁をあけます。
かつおぶしをこした鍋の出汁は、黄金色
大袈裟ではありますが、これだけ時間かけて出汁を引いたことがないのでそりゃあもう愛おしい。
味見をすると何も塩味を加えていないのにほんのり味があり、出汁のいい香り♪
これだけで充分おいしい
翌朝お味噌汁を作ろうと思っていたけど、味噌を入れてしまうとこの風味が味わえないなと思いお吸い物にしてみました。ほんの少しの塩味だけ。
夫に「どう?」と聞くと「味薄い、油揚げの味が強すぎる」と吐き捨てるように言うのでがっかりでしたが、おいしい出汁でも具をちゃんと考えないとなんだな。
やっぱりちょっと料理のセンスってものがイマイチなんだろーなー
せっかく作ったので実家の母にもおすそ分け。
大きな鍋洗うのメンドクサイけど、また出汁やってみよっと!!