毎年11月の頭は、父の命日でお墓参りに鎌倉霊園に行きます。
去年は『GO TO』がちょうどやっている時期で、姉と母と3人で平日に鎌倉パークホテルを取り1泊で、夜は『米倉』という会席料理屋で舌鼓。
しあわせな父の命日でした~。さて、今年は?
帯状疱疹で動けない母を置いて、姉と私の夫婦の4人で。
毎年この時期は晴天で、鎌倉散策にはもってこいのシーズンですなんです。
この日も少し肌寒いくらいの行楽日和。
今年は約束の時間よりかなり早く鎌倉入りしたので、駅から鶴岡八幡宮まで続く商店街の小町通りを散策。
昨年はシャッターおろしているお店もちらほらあり、人通りもすくない寂しい感じでしたが、
あれから1年。
小町通りはいつもの活気がもどっているようでした。
食べ歩きはまだできないながらも、店の前でたのしそうに食べている姿や、レストラン前でも列ができ、明るい雰囲気。
新しくオープンしているお店もけっこうあるようでしたね。
15分くらいかけてゆっくり小町通りを終わりまでいくと、鶴岡八幡宮の角に出ます。
正面から境内へ。
境内は多くの参拝客が訪れていて、七五三の華やかなお着物の子どももたくさん。
いいねぇ
昔は人多すぎて少しは空かないかなぁなんて思ったこともあったけど、ギュウギュウ感あってこそ観光地は楽しいんですね。
でも今はまだインバウンドが戻ってきてないからこんなもんだけど、これで外国人観光客が戻ったらギュウギュウさはもっとすごいのかも。
なにしろ鎌倉歩道が狭い!!
なんだか今日はすれ違う人みんな、秋晴れと長い窮屈生活からの解放感にとっても晴れやか。
鳥居をくぐり、太鼓橋の右手側から池の淵を横切り少しいくと、今までの喧騒とはかけはなれひっそりと『白旗神社』があります。建て直したのか?とってもキレイ。
さて、今日はここまで来たら源頼朝のお墓参りもしよう。
門を出てここからの道は、広く車もない歩道なのでとても気持ちいい散歩コースです。
道なりに行くと、ぽつぽつとお店があったり鎌倉的なハイソな雰囲気がこの辺からただよいますね。
10分ほど歩くと学校の脇を通って源頼朝のお墓。
頼朝のお墓の階段を上がる手前に、さっきの神社と同じ名前の『白旗神社』がありますが、どうやら名前は同じでも違う神社とのこと。
かつて頼朝が持仏を祀っていた持仏堂の跡地が、のちの世の神と仏を離す神仏分離(しんぶつぶんり)で『白旗神社』とかえて建てられ、祭神が源頼朝となっているようです。
頼朝が、合戦の時に髪の中に収めて戦った小っちゃい観音像が安置されていると書いてありました。
さて、ここまできて上らないのもねぇ
ってことで、頼朝の墓への階段上ります。
まわりは掃き清められてて、お花もきれいに活けられて、空気の気持ちのいい場所。
ほぼ観光客はいません。
おっと、そろそろお墓に向かわないと。
源頼朝のお墓正面まっすぐいったところにあるバス停より、鎌倉霊園へ。
ちなみに頼朝の墓から徒歩5分ほどのこのバス停は『岐れ道』といって、鎌倉駅からバスで5分くらいでついちゃいます。
いつもバスから見る、おいしそうなドイツ菓子とソーセージのお店が目印。
姉たちとも合流し、無事今年もお墓参りが終わり、さて、いっぱいひっかけますか!供養にね。
しっかり母から軍資金をもらってきたという姉の言葉に意気揚々と新宿へGO!
今は新宿湘南ラインという電車で乗り換えなしのまま新宿に行けるようになって、ほんとに便利。
子どものころは、東京駅から乗り換えながら行ってましたからね。
鎌倉=遠い
今はひと眠りしたら着いちゃう。いい時代だ!
来年はまたどっか宿泊&お食事付きコースで行きたいなぁ