すしざんまい社長のビジネス手腕で海賊が消滅?!

海賊って現代にもいるんだぁ。

私の年代からすると、ルフィやジャック・スパロウよりビッケ。

まずそんなことが頭にうかぶんですが、地中海からスエズ運河を通過して、欧州とアジアを結ぶ海路は世界でも物資を運ぶ重要な航路らしいです。でもここに海賊がでるそうな。

その海賊の正体はというと、1990年代からの内戦、2004年スマトラ沖地震の津波などによって経済に大きな打撃などが続いたソマリアの本来漁師として生計を立てていた漁師たちだそう。まさに困窮が原因。

軍の政権も欧州の企業と『お金払ったらゴミを海域に捨てていい』という契約なんてしたから、海は産廃が投棄され、放射汚染ゴミなどもあって、周辺住民が病気にもなったり。
そのころからソマリア沖付近では海賊被害が多発したということです。

外務省のホームページにも2008年からの海賊等事案発生件数が出ています。

2008年111件
2009年218件
2010年219件

しかしこの数字2013年からガクンと減って

2013年15件
2014年11件
2015年0件



2018年3件、2019年と2020年は0件。

なにがあった?

日本政府もアメリカや欧州と連携して莫大な防衛費をかけながら、物資を運ぶ航路の安全を守っているとおもいますが、そこにお正月の初競りで1億円だとか2億円のマグロで有名な「『すしざんまい』の木村社長が、ソマリアの海賊問題解決にビジネス手腕を生かしてみ高い成果を上げているという記事。

え~うっそーん

外務省や防衛相のHPにすしざんまいの貢献のことは微塵も載ってないけど、すしざんまいのホームページを見てみたら、「ホントです」って。

これがボランティアとか、世界平和のためというのではなく、自社の商売につながるという観点からちゃんとお互いウィンウィンなるシステムというすばらしいです!

もともと漁業に従事していた人が多く、情勢による貧困で仕方なく危険をおかして海賊業をしているのと、この海域はキハダマグロのよい漁場というのに木村社長が目をつけたそう。

漁業指導をして、日本から中古漁船を持ち込んだり、倉庫を用意したり、自社で買い取るという循環。

まだ採算は取れる水準ではないようですが、まずは現地の漁師たちが生活をできるようになったのが、海賊被害の数字に出ているとしたらすごいことです!!

以前築地の場外ですしざんまいのお刺身の柵を買ったけど、とってもおいしかった。

会社の取り組みも素敵なので、今年も築地に年末買いに行こうかな。

ではでは

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